格闘技好きエンジニア日記

メーカー勤めのエンジニアが主に格闘技練習のメモを残すための備忘録。しばらくボクシングやってたけど現在はキックボクシング練習中。

【MMA】タックルの入り方とポイント

久しぶりに総合格闘技のクラスに出たので、タックルの入り方について教えてもらったことをメモ。今回教えてもらったのは膝をつくレスリングスタイルのタックルではなく、地面につかずに入るMMAスタイルのタックル。

前提条件として、スタンスは肩幅か、肩幅よりやや広めにとって前足に重心を置くボクシングスタイルのスタンスで、左足が前のオーソドックスに構えているとする。

まず、実戦では当然素早く入らないとタックルはうまく入らないが、練習のステップとしては

  1. 腰を低く落とす(このとき頭を下げず、背中が丸まらないようにする)
  2. 後ろ足(右足)を蹴って、前足(左足)を相手の足の間に踏み込む

ということを意識する。

ポイントとしては、タックルに入る時に頭を下げず、かつ背筋をまっすぐにすること。背中が丸まっていると、タックルに入ったときに相手の膝を顔に合わせられる可能性が高い。背筋をまっすぐにして入ることで、膝が顔ではなく胸に当たるような形になるので、比較的安全にタックルに入ることができる。(胸に当たっても痛いとは思うが、KOはされにくい)

また、頭を下げていると仮にタックルに入れても、相手から頭を押されたら潰されやすいので、背中から頭をまっすぐにして入ることを意識する。

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なお、タックルに入った後は膝の後ろに手の小指をあてるように手をあてて、後ろ足、前足の順に前に踏み込んで相手を11時の方向に押すようにすると倒しやすい。

また、しっかり入ったらリフトして投げるパターンもある。

慣れてきたら1→2を素早くしていきたいが、まずはシャドーでしっかり腰を落としつつ、背中を丸めずにタックルに入る形をシャドーでも練習していきたい。

【パンチ】伸びるストレートを打つための意識&練習方法

久々の投稿。私はパンチをするときに拳でサンドバッグをしっかりミートできていないクセがあったため、しばらくは人差し指と中指の拳がしっかりと当たるように意識してサンドバッグ打ちをしていた。

ただ、久しぶりに自分のサンドバッグ打ちを動画に撮ってみたところ、ストレートを打つときに手打ちになっており、全然ストレートに伸びが無いことに気づいた。これについては以前からトレーナーさんにも指摘されており、その都度直そうとしているのだが、意識が途切れるとまたもとに戻ってしまう…。

これはもう体にしみ込ませるしかないので、どうやったら手打ちにならずに意識して練習できるだろうか…と考えてYoutubeを検索して見つけたのが以下の動画。

内容としては、まずは肘をまっすぐに前に出す練習をして、そのあとで腕を伸ばす練習をして伸びるストレートを打つというもの。

試しに上記の動画の意識で、肘をまっすぐ前に出すようにシャドーをやって動画を撮ってみたところ、かなりストレートが伸びるようになっていた。

最近は人差し指と中指の拳をしっかりとミートさせようとするあまり、上記の動画の中でも話が出ているように肘が横から出るようになっていたかもしれない。これだと相手にモーションも読まれやすいし、ストレートの距離も近くなってしまう。

もちろんフック気味に打って横から当てるというパンチの打ち方もあるとは思うが、ストレートの基本は最短距離でまっすぐ相手に当てるということ。今後はしばらく肘をまっすぐに前に出すイメージでシャドーやサンドバッグ打ちをやってみたいと思う。

【寝技】袈裟固めから関節技を極める【ノーギ】

最近はノーギの寝技のスパーリングなどもやるようになったのでメモ。

私は以前柔道をやっていたので、パスガードして横四方固めや袈裟固めに持っていくのは結構得意。ただ、横四方固めからだと腕絡みや腕ひしぎ十字固めを狙って行けるのだが、袈裟固めからだとイマイチ極め方がわからず困っていた。

そこでYouTubeで探していたところ、使えそうな技を発見。以下の動画の後半で紹介されているスカーフホールドという技。

袈裟固めでモタモタしているとブリッジで返されたりしやすいので素早く決める必要がありそうだが、極めの形自体はあまり難しそうではないので今度スパーリングでやってみよう。

【MMA】片足タックルに入るときの腕の差し方

先日総合系のレッスンを受けて、片足タックルの時の腕の差し方についてポイントを教えてもらってのでメモ。まず、総合格闘技だとある程度体が立った姿勢からタックルに行くことが多いので、レスリングのように自分の膝は付かずにタックルに入ることが多い。

本題の腕の差し方だが、あまり相手の足の下の方に腕を差すと、掴んでも体をひかれたり、足を引き抜かれたりしてうまく相手を倒せない。そのため、できるだけ相手の太ももの付け根あたりに腕を差し込むイメージで腕を差し込み、反対の手とクラッチを組んで倒すようなイメージでタックルに入ると成功しやすい。

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一応柔道はやっていたけど、背の低い相手とやることが多かったから両手刈とかもほとんど使わなかったし、タックルは素人。今後も総合系のレッスンで勉強していきたい。

【プロから学ぶ】京口 紘人選手のボクシングテクニック動画:アゴを守りながらパンチを打つ

ボクシングのWBA世界ライトフライ級スーパー王者で、最近ではYoutubeでも人気の京口紘人選手のボクシングテクニック動画がとても勉強になったので共有。

 

今回みたのは以下の動画↓

www.youtube.com

特に「これやってみよう」と思ったのは、動画の1分過ぎたあたりで解説している「肩でアゴを守りながらパンチを打つ」という内容。パンチを打つときにカウンターをもらいやすい人は、パンチを打った時にアゴがあいていると解説していて、確かにその通りだなと思った。

 

私は最近はボクシングというよりキックボクシングや総合格闘技系の練習をすることが多いが、これはボクシング以外でも使えるテクニックだと思う。シャドーの時には顎を守りつつパンチを打つようなフォームも練習してみよう。

【指導】ボディアッパーを打つときに体が後傾している

久しぶりのブログ投稿。この前、ジムでミットを持ってもらったときに、トレーナーさんから「ボディアッパーを打つときに体が後傾している」と言われた。体が後ろに倒れていると、リーチも短くなるし強いパンチが打てない。

最近はコロナの影響もあり、対人練習や人と向き合っての練習メニューは少なめだったが、やはり人の目で見ないと気づかないことが多い。特に今回指摘されたような体の前後の動きについてはシャドーでも気づきにくく、非常に有益なアドバイスとなった。

今後はシャドーでも体の左右の傾きだけでなく、前後の傾きも意識しながら練習していきたい。

【スパー】マススパー振り返り:カット、手打ち、キックの戻しの速さ

キックのマススパー挑戦したので反省点をメモ

キックボクシングを始めて数か月がたち、ある程度キックボクシングの動作もできるようになってきたので、先日キックのマススパーに挑戦してみた。一応ボクシングをやってた時にはヘッドギア被って当てるライトスパーもやっていたので、そこまで違和感なく周りにも迷惑かけずにできたのだが、色々と発見や反省点が見つかったのでメモしておく。

コンビネーションでキックされたときにカットができない

単発でキックされた場合はある程度はしっかりカットできたのだが、パンチのコンビネーションの後にミドルキック、または左ミドルを連続 or 左ミドルの後に右ミドルで蹴るようなコンビネーションをやられると、うまく反応できずカットができなかった。ボクシングをしてたときの癖で手で防ごうとしてしまうのだが、やはりキックはなかなか手では防げないし、ガードも空くのであまりよろしくない。

なぜ反応できなかったか考えたが、普段の練習の中で単発のキックをイメージしてカットする練習はしていたのだが、コンビネーションやキック連打されたときのことを考えての練習はしていなかった。今後はシャドーやサンドバッグ打ち中にも、コンビネーションでのキックやキック連打されたときを想定してカットする動作を取り入れてみたいと思う。

パンチを弱く打とうとして手打ちになっていることがある

マススパーなので当然力は入れないが、私は体格が大きいので、ガードの上を少し叩く程度のつもりでも、自分が思っている以上に強く当たってしまう可能性もあるので結構気を使う(特に相手が小柄だったり女性だったりする場合)。それ自体は悪いことではないと思うが、気を使い過ぎてほぼ手打ちのようなパンチを打っていたかも…と練習後に感じた。

手打ちでパンチを打つと変なクセがつくし、マススパーの相手からしてもしっかりしたフォームから打たれるパンチを防ぐ方が良い練習にもなると思うので、強く当てないにしても腰を入れた正しいフォームでパンチを打つようにしたい。

ミドルキックのフォームが崩れている&戻しが遅い

上の話とも関連するが、キックをあまり強く当てないようにと意識するあまりフォームが崩れているような気がした。これもパンチ同様、正しいフォームでキックを出したうえで相手に強く当たらないように加減するようにしていきたい。

また、キックを当てた後の戻りが遅く、カウンターを喰らったり、軸足をすくわれてコケることがあった。振り返ってみると戻しのスピードも無駄にゆっくりしていたので、蹴った後はすぐに足を戻す癖をつけたい。

良かった点:左のインローが結構当たった

反省点の方が圧倒的に多いが、ここは良かったという点も書いておきたいと思う。唯一良かったかなと思うのは、左のインロー(ちなみに私はオーソドックスです)が結構あたったということ。

ミドルや右のローは見切られてよけられたり、カットされたりすることが多かったが、左のインローは相手に反応されず当てることができたので結構手ごたえがあった。