【MMA】MMAでのディフェンスの基本
先日行った総合格闘技のクラスで、MMAの基本的なディフェンスについて教えてもらったのでメモ。前もってことわっておくと、人によって最善なフォームは違うだろうし、MMAのトレンドによってもディフェンス方法は変わってくると思う。
ただ、私のように「MMAでどう構えて良いかわからない」というMMA初心者がまず知っておくべき内容だと感じたので、以下に教えてもらったことを書いておく。
まず、スタンスとしては肩幅か肩幅より少し広めに取って、重心は前足にかかるようにする。キックが得意な場合はムエタイのように後ろ足に重心をかけたくなるが、重心を後ろ足にかけるとタックルを切れずに簡単にテイクダウンをとられてしまう。
後ろ足に重心をかけるにしても前足:後ろ足で5:5くらいの比率になるようにとどめた方が無難。
次にディフェンス方法の話。ボクシングやキックボクシングのディフェンスとして、まず初心者はブロッキングを練習するケースが多い思う。
ボクシングやキックボクシングは大きめのグローブをつけて状態で戦うので、がっちりブロックさえしておけばグローブ同士がぶつかり大体の攻撃は防げる。
一方で、MMAでは小さいグローブで戦うため、ボクシングやキックボクシングと同じようにブロックしていてもパンチがすり抜けて当たりやすい。
そのため、相手と距離があるときは手のひらは少し前に向けるようにして、パンチはパリングで防ぎ、キックは距離で避けるような意識を持ったほうが良いとのこと。手を前に向けることでタックルの防御もやりやすくなる。
もちろんリングやケージに詰められた時などブロッキングせざるをえないケースもある。ただ、あまり最初からブロッキングばかりしているとグローブの小さいMMAでは怪我のリスクも高いので、基本は相手に当てさせないことを意識した方が良い。
今後MMAを想定したシャドーをやるときには、上記の内容を意識してやってみようと思う。